■おもしろグッズ!
ユニークなおもしろグッズをおさかなの物語で紹介してます。
■第3話:「異星の地主になる」
登場キャラは、「らくだ(シマ)」と「まー」と「いそめ」と「きす」の4匹です
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★おさかなの顔にカーソルを当てると、名前があらわれます★
お正月も終わって、一息ついているおさかな兄弟。
そこへだれかたずねて来たようです。宅配便ではないようですが……?
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ピンポン! ピンポン! ピンポーン!

「あの鳴らしかたは……」

「奴シマね!」

「にょろろ〜〜(訳:開けてくるね)」
――ガチャ。

「いそめちゃん、明けましておめでとうなの。まーちゃん、いるなの?」

「まーちゃんはいないシマよ! いないったら、いないシマ!」

「シマ君、今年もおとなげないなの!
きす君とまーちゃんの友情は、だれにも引きさけないなの」

「断固として、認めないシマよ!」

「――おっと、視聴者のみなさんには初めてお目にかかるなの。
まーちゃんのクラスメイト、白ギスのきす君なの。よろしくなの〜」

「にーちん、なにやってるシマか! きす君。明けましておめでとう。
ん? 少し黒くなったんじゃないシマか?」

「白ギスというより、黒ギスシマね。釣られて、あみで焼かれたシマか?」

「火星は海のなかでも日差しが強いなの。きす君、少し日焼けしたなの」

「火星?!」

「あの泣く稚魚(ちぎょ)もだまる、異世界シマか?!」

「にょろ?(訳:火星ってなに?)」
〜火星について〜
おさかなたちにおそれられている異世界――それが火星です。
火星はまっかに燃えており、生き物はきみょうな姿をしている……そうです。
また火星魚は地球の海をねらってスパイを送っているという説もあり、
不思議なことがあると、「あれは火星魚のしわざだ!」とうわさされています。
でも実際は、ご近所の地球に遊びにきているだけなのかもしれませんね(^^ゞ

「ふん、火星なんてあるわけないシマ。
ほのおが燃えさかる火の世界で、どうやっておさかなが生きるシマか?」

「きす君、どうなの? きす君は、ほんとうに火星魚シマか?」

「火星は実在するなの。でも、炎の星というのはでたらめなの。
それならきす君も、焼き魚になっているなの〜!
火星のおさかなは、地球のおさかなによく似ているなの。ネオ・シマシマ族だって、いるなの」

「にょろろ〜(訳:だから、他のきすよりくちびるが大きいんだね)」

「…………」

「信じられないのも無理はないなの。だから信じてもらえるように、
まーちゃんにプレゼントを買ってきたなの」
――ごそごそ。
きすは書類一式を取り出した。

「これなあに?」

「う〜ん……、英語シマか? 読めないシマ」

「これは、
火星の土地権利書

なの。
ここに、『まー・シマシマ』って書いてあるなの」

・

・

「…………(じーっ)」

「まーちゃん、こっちの火星地図を見るなの。
ここにポチっと点があるなの?」

「うん」

「ここが、まーちゃんにあげた土地なの。
1エーカーの広さがあるから、ここよりもっと大きいすみかが作れるなの」

「にーちん、1エーカーってどれくらい? うち何個分?」

「火星の単位なんて、わからないシマ」

「シマ君、無理しなくていいなの。エーカーは地球の単位なの」

「ふん。ちょっと、ど忘れしただけシマ!」

「まーちゃんは、人間界のサッカーは見たことあるなの?」

「ワールドカップなら、見たシマよ。かっこよかったシマ」

「サッカーグランド1個が、1エーカーなの〜」

・

・

「おお〜〜っ!」「にょろ〜〜!」

「それだけ広ければ、一族のみんなを連れて行けるよ!」

「ついでに、いそめ養殖所も作れそうだな!」

「にょろー、にょろろ〜?(訳:まーちゃん、いつ行けるの?)」

「きす君、ぼく土地を見てみたいシマ。いつ行けるシマか?」

「残念なの。地球のおさかなの技術では、まだ宇宙に行けないなの。
きす君が連れてってあげても、まーちゃんは火星の海で呼吸できないなの」

「そうシマかー……。ぼくの土地、見てみたかったシマ」

「きす。火星って、ほんとうにあるシマか?」

「確かにあるなの。今は無理でも、ずっと未来には地球のおさかなも
火星でくらすようになっているかもしれないなの。
人間たちも、宇宙の研究をいろいろしているなの」

「そうシマ。ぼくが行けなくても、ずーっと未来のシマシマ族は
火星に行けるかもしれないシマ。それまで、宝物にしてしまっておくシマ。
きす君、ありがとうシマ」

「どういたしまして、なの。
――シマ君も、いるなの?
人間の大統領やアイドルも、月や火星に土地を持って人が多いなの」

「いいシマ。生きている間にいけないんじゃ、意味がないシマ」

「にーちん、夢がないシマ」

「…………(月だったら近そうだし、あとで買ってみるシマか……?)」
〜管理人より〜
あくまで、へんなものコレクションの一部としてご紹介しています。
宇宙法は、「どこかの国が月や火星を自分のものにしてはだめですよ」と
うたっています。個人の所有については、ふれていません――少なくとも今は。
(そこをついた、販売会社の思いつきがすごいですね)
とおい未来――。
いざ火星や月に住めるようになったとき、
権利書は無効になる可能性がたかいと思います。
ご子孫のために土地を残そうというかたには、おすすめできません。
シャレがわかる方は、夢を買うつもりでいかがでしょうか?
名前を入れることができるので、大切な人に特別なプレゼントとしてあげたらすてきですね。
意外と知られていませんが……、なんと火星や金星も肉眼で見えるんですよ!
ちょっと明るくて、他の星よりキラキラしているので見つけやすいです。
見上げたあの星の土地が、自分のものになるかもしれない。
少なくとも、無効になるまでは購入したあなたのものです。
(それくらい、自慢したっていいですよね〜)
どの星の土地も1エーカーなら3000円くらい。しかも送料無料です。
さて、まずは土地を見学してみますか。
→★次のお話:4話「ドキドキの追走劇〜スコットランドヤードゲーム」
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