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手軽な趣味講座

とおくへ出かける時間がないあなたのためのコーナーです
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その5「ビーズで作ってみよう!」


   費用:★★★
   手間:★★★
おもしろさ:★★★★★

ビーズなんて、女性がやる手芸じゃないか。
紳士のみなさんは、拒絶されるかもしれませんね。

女であるわたしでさえ、あのぷちっとしたかわいさにちょっと抵抗が
ありました。いかにも女の子っぽいものって、苦手なんです(笑)

でもそのように、ちょっと人が振り向かない趣味にこそ、
未開拓のおもしろさがあります。

手芸――手技による芸術です。
ビーズ作品を作り始めたら、その意味が身をもって理解できると思います。
紳士のかたにも、自信を持って誇っていただける素晴らしい技術です。

ちなみにスミカは、手先が不器用です。そして、ビーズもはじめてです。
というわけで、まず本屋で初心者向けの本を入手しました。

ハッピー動物モチーフ―十二支をビーズで作る』という本です。
(牧 ゆみこ著 学習研究社 893円)

十二支の動物をビーズで作り、完成したらストラップやキーホルダーにも
できるという内容でした。
これなら、山ほど練習作を作ってももらい手があるので安心です(笑)。
(不思議なことにビーズの本は、多くが800〜900円で販売されていました。
実用書のなかでは、かなり安いと思います。ビーズ手芸を広めるためでしょうか?)

次に、手芸店に行きました。
ビーズの世界では、スワロフスキーというクリスタルガラスでできたビーズが
主流のようです。最近の本には多く登場しています。
クリスタルというだけあって、角度をかえて見るとキラキラ反射して光ります。
ちょっとうっとりする美しさです。
スミカが作ろうと思った「うさぎ」も、このビーズが指定されていました。

しかし、入門者に第1の壁が立ちふさがります。
「え〜っと……スワロフスキーの5301番って、どこ??」
フロアは一面ビーズだらけ。
探そうにも、どこを探したらいいのかさっぱりわかりません。
(図書館のように、検索端末でもおいてくれたらいいのになぁ……)

10分ほどフロアをうろうろしましたが、あきらめて店員さんに聞きました。
「それなら、上の階ですよ」「!」
上へ行くと、ここもまたビーズがびっしり……目がチカチカしてきました。

ビーズの本や手芸店によっては、ビーズやワイヤーがセットになった
製作キット(子犬やブレスレット)が売られています。
スミカのようにビーズ砂漠でさ迷いたくなければ、これを買うのも手だと思います。
通販もあります。

もうひとつ曲者なのは、欠品しているビーズがあることです。
本に指定されているビーズがなかった場合には
代用品のビーズを、自分で見つくろわないといけません。
おっと、これは店員さんに聞けば似たようなビーズを教えてくれるので安心ですよ。

ビーズを結ぶテグス(ナイロンの糸)もそろえて、お買い物終了。
そして、最後の打撃が襲ってきました。

「お会計は、1500円です」「え?」

《管理人スミカが買った材料・道具》  ○は必ず必要。△はあれば便利なものです
○ビーズ(スワロフスキー・アクリル他)
      ……スワロは10粒で64円、アクリルは30粒で100円、目玉の天然石は10粒で200円くらい
○テグス……太さが2号のもの。100メートルで600円(←ちょっと長すぎました……)

△拡大レンズ……手元を2倍に拡大、ぷちライトつき。2000円
△毛抜き……テグスの先をつかむと、せまい穴に通しやすくなります。家のものを使用
△刺しゅう針……ビーズ針を買うまで、これを使ってました。かなり使えます。でもスワロの穴には通りませんでした。
△ワイヤーのビーズ針……せまいところにテグスを通すとき役立ちます。5本で250円

うさぎ1匹、1500円ですか?
1月1万円のおこずかいで暮らしているスミカは、お恥ずかしながら一瞬迷いが
生じました(笑)。

しかし、裏技があります。
スワロフスキーよりもっと格安な、アクリルビーズがあります。
これだと30個入りで100円くらいだそうです。
「うさぎ」製作に103個必要なので……、おぉ!かなり安く仕上がります。

ビーズの輝きはスワロフスキーに劣ります。ですが、形はそっくりです。
人にあげる場合などをのぞけば、アクリルでも十分だと思いました。
(この情報は、後日妹に聞きました。見せてもらうと、本当に形がそっくりなんです
買いにいく前に教えてほしかったものです(泣))

さあ、必要なものはそろいました。
楽しい製作タイムです。

ビーズの本を開くと、図解でビーズを通す順番が書いてあります。
テグスは左右がわからなくならないように、赤と青で表示されています。
作業をする前に、マジックでテグスの先にマジックで色をつけておくと目印になります。

ビーズは、編みものとよく似ています。
まず、小さなモチーフ(「うさぎ」なら五角形)を作り、
そのまわりをぐるぐると編んで全体を大きくしていきます。

ビーズをテグスに通し、最後に通したビーズの穴でテグスを交差させる。
きゅっとしめる。――基本的にはそのくり返しです。

今さらっと説明しましたが、この流れを悟るまでに数日かかりました……。
はじめての作品ができあがるまで、なんと3週間もかかりました!
(器用なあなたは、もっと早くできるでしょう)

途中まで編んではミスに気づいて、テグスをほどく。
気を抜くと、足元にビーズが飛び散る。ひろう(3粒ほど帰還せず)。
よれよれになったテグスを、ヒーターの温風でのばし再利用(涙)。
(テグスのよれよれは、ドライヤー等の熱風で復活します)

妹はそんな姉を見かねて、いいました。
「火星人が地球の趣味に手を染めるのは、やめたほうがいいんじゃない?」
――余計なお世話です(笑)。

なにが難しいか?
手順を示す図が、最初は暗号のように見えます。
パズルを解いている気分が、たっぷり味わえることでしょう。

でもなれてくると、同じ工程のくり返しに気がつくはずです。
次に拾うビーズが、図を見なくても、作品を見てわかるようになります。
(「拾う」…ビーズ用語です。一度テグスを通したビーズに、もう一度テグスを通すこと)
この、「規則性=ビーズのコツ」です。

ここまでくるのが一苦労です。
今どこをやっているのか、すぐ道に迷います。
やっとこさ頭部を作っても、
「これは頭の正面なのか? 後頭部なのか?」
作品の裏・表も見失いがちです。

けれど、コツさえつかんでしまえば、あとは楽勝です!
先の工程は、これまでのくり返しと応用です。もう迷わないでしょう。
(迷ったりして)

マスコット以外にも、ビーズはいろいろな作品ができます。
アクセサリー、刺繍、あみぐるみ、タペストリー……、まだまだあります。
かなり立派なものができるので、プレゼントにも最適です。
今回の十二支だとストラップにもできるので、男性にあげてもいいと思います。

みなさまもぜひ、知的好奇心を満足させながら、楽しい手作りタイムを
お楽しみください。ビーズを編んでいると時間を忘れます。
くれぐれも夜更かしにはご注意くださいませ。


《おまけ〜作品ができました!》

ビーズ犬 目と鼻のつけ場所をまちがえまして……哀れなうさぎは「解体」となりました(涙)。
かわりに作ったのが、十二支の「犬」のマスコットです。
格安なアクリルビーズをふんだんに使用しています。
ビーズだけで2・300円の買い物でした
(目玉の天然石はうさぎの余りを使用。他はすべてアクリル)
クリックすると、大きな写真が見られます。


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